最後のお別れに、お棺の中をその子の好きだったもので満たしてあげたい——多くの飼い主さんが望まれることです。ただし、入れるものによっては、お骨の色を変えたり、傷めてしまうことがあります。この記事では、お棺に入れてよいもの・避けたほうがよいものを、理由とあわせて一覧でご説明します。後悔のないお見送りのために、ぜひご一読ください。

お花は「入れてあげたいもの」の代表

お花は、ほとんどの場合お棺に入れることができます。花びらを中心に、ペットちゃんのまわりに敷き詰めてあげるのが一般的です。茎や葉は水分が多く燃えにくいため、花の部分だけを使うと美しく仕上がります。

おすすめのお花

  • (白・黄)— 定番。花もちがよく、花びらが分けやすい
  • カーネーション — 色が豊富で、花びらがしっかりしている
  • トルコキキョウ — 上品で、季節を問わず手に入りやすい
  • かすみ草 — 隙間を埋めるのに向いている
  • りんどう・コスモス — 9月の秋のお花。季節を感じさせる

🌸 花の量の目安

小型犬・猫サイズで、一般的な花束1〜2束程度が目安です。入れすぎると火葬に時間がかかり、燃え残りがお骨に色移りすることがあります。「お顔のまわりを飾る」くらいの量が、きれいに仕上がります。

避けたほうがよいお花

ユリなど大輪で花粉の多い花は、花粉がお骨に付着して色が移ることがあります。入れる場合はおしべを取り除いてください。また、造花・プリザーブドフラワーは化学繊維や薬剤を含むため避けてください

入れてよいもの一覧

01

おやつ・フード(少量)

生前好きだったおやつやフードは、少量であれば問題ありません。ただし大量に入れると燃焼に影響します。ひとつまみ〜数個程度が目安です。

02

手紙・写真

紙製のものは問題ありません。ただし写真はプリント面のインクや光沢加工により、まれに色移りすることがあります。気になる場合は、コピー用紙に印刷したものや、手書きのお手紙がおすすめです。

03

布製のもの(少量)

タオル、ハンカチ、小さな毛布など天然素材(綿)のものは入れられます。化学繊維(ポリエステル・フリース)は煤(すす)が出やすいため、量を控えめに。

04

木製・紙製のおもちゃ

素材が木や紙のものは問題ありません。

避けたいもの一覧|理由もあわせて

01

金属製品(首輪の金具・鈴・アクセサリー)

溶けてお骨に付着し、取り除けなくなります。首輪は、金具を外して布部分だけにするか、お骨と一緒にお返しできるようお預かりする形をおすすめします。思い出の首輪は、手元に残される方も多くいらっしゃいます。

02

プラスチック・ゴム製品

おもちゃの多くが該当します。溶けて黒く固まり、お骨に付着します。また、有害なガスが発生する可能性もあります。

03

ビニール・ラップ類

ペットシーツやビニール袋も同様です。ご遺体を包んでいる場合は、火葬前に外させていただきます。

04

ガラス・陶器

割れて飛散する危険があります。

05

缶詰・スプレー缶・電池

破裂の危険があるため、絶対に入れないでください。

06

厚い本・大量の布

燃え残りの原因となり、火葬時間が大幅に延びます。

⚠️ 「一緒に燃やしたい」お気持ちについて

「大好きだったおもちゃを一緒に」というお気持ちは、とてもよく分かります。ただ、それがお骨を黒く汚してしまっては、かえって心残りになることも。お棺には写真や手紙を、実物は手元に残す——という形も、立派な供養のかたちです。迷われたら、当日スタッフにお気軽にご相談ください。

お別れの時間は、ゆっくりで大丈夫です

お花を敷き詰める時間、声をかける時間、写真を撮る時間——急かされる必要はまったくありません。多くの飼い主さんが「もっとゆっくりすればよかった」とおっしゃいます。納得のいくまで、お別れの時間をお過ごしください。

D&Cドッグアンドキャットの場合

当社では、お花のご用意についてもご相談を承っています。当日ご用意が難しい場合は、事前にお申し付けください。また、お棺に入れてよいか迷うものは、その場でスタッフが一つひとつご説明いたします。

よくあるご質問

Q. 棺に入れる花はどのくらいの量がよいですか?

小型犬・猫サイズで一般的な花束1〜2束程度が目安です。入れすぎると燃焼に時間がかかり、燃え残りがお骨に色移りすることがあります。

Q. 首輪は一緒に入れられますか?

金属の金具が付いている場合は、溶けてお骨に付着するため外すことをおすすめします。布部分のみであれば入れられます。思い出として手元に残される方も多くいらっしゃいます。

Q. おもちゃを入れたいのですが大丈夫ですか?

木製・紙製のものは問題ありません。プラスチックやゴム製のものは溶けてお骨に付着するため避けてください。写真を入れて実物は手元に残す方法もおすすめです。

ペット火葬・ご供養のご相談も
お気軽にどうぞ

24時間365日・年中無休で承ります。
品川区・大田区・目黒区を中心に、心を込めてお手伝いします。